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テレビドラマ『ホワイトドクター』
浜辺美波をはじめて見たのは、映画「君の膵臓を食べたい」だった。
当時人気の原作のこの映画での役柄は、明るくふるまう不治の病を抱えた高校生で、死を迎える前にかなえたいことどもを、同級生男子の助けを借りて、というか、半分無理やりに次々とかなえていく物語だった。その無理やりに、という部分で、主人公たちの間にあつれきがあって、それを乗り越えるために、浜辺美波はやや、ぶりっ子ぶりを演技に加味していた。
次に印象的だったのは、NHKのドラマ「ピュア!~一日アイドル署長の事件簿~」だった。主人公は、売れない腹黒のアイドル、黒薔薇純子という設定で、独りよがりのナルシスト刑事役の東出昌大とのでこぼこコンビで、事件を解決していくい内容だった。腹黒アイドル、という設定が絶妙で、妙に浜辺美波にフィットしていた。
そして、今回の「ホワイトドクター」である。
(つづく)
(h.s)
©hiroshi sano
評価
4/5
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