佐野 ヒロシ
(C)2012 SPERL PRODUCTIONS/ARDEN FILM/ERFTTAL FILM. & FERN SEHPRODUKTION/SEVEN PICTURES FILM
映画『バチカンで逢いましょう』
コロナ禍で、映画館へも行きづらいなか、出会いました!快作DVD。楽しいし、面白い!
邦題がとても不適切! どうみても、宗教映画(正しいけど)。原題は、マンマミーアをもじったような、オマンマミーア(OMAMAMIA)。本当は、ローマで逢いましょう。とか、ローマ狂想曲、とか、、、
いろいろな要素が入ったコメディ。次から次へと、飛んでもない展開が、心地よい。
しっかりと筋のとおった展開。はちゃめちゃのわりに、きちんとした着地がいくつも用意されている。
日本人なら、伊丹十三ならこんな映画が作れたかも。
主人公のおばあちゃん、オーマは、ローマへ行かなければならない理由がある。主人公たちはドイツ人で敬虔なカトリック。イタリアの狂騒と出会って、ドラマが展開、とここまではありがち。ところが、このおばあちゃん、とんでもないクワセモノだったとしたら!
映画の展開が、本当にうまい。テーマも、とても今日的。
(h.s)
監督 トミー・ヴィガント
公開 2012年
評価
4.5/5
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