佐野 ヒロシ
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映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』
監督が3人がかりで完成させた作品であることには納得する。
主人公の少年は成長の過程にあるらしい。誰か大切な好きな人を失った過去があるらしい。父親は、宇宙変えてしまうような大それたことをやってのけようとしているらしい。
そんなこんなで、はじめて見る私は、膨大で複雑な情報を少しずつ咀嚼しながら見ていた。
そもそも、機械の中に入って、戦うなんて古臭いと思っが、とりあえずその点は、近未来的に(とわけがわからないが)解消されていた。
ストーリーは、戦いが半分、あとはホームドラマ、青春恋愛、親子の葛藤などがちりばめられて、構成されている。
壮大なメカニックの宇宙と緊迫感はつづくが、ストーリーの部分は、なぜかざらざらとした古い紙の手触りがした。
(h.s)
監督 鶴巻和哉 中山勝一 前田真宏
原作 庵野秀明
公開 2021年3月
評価
3/5
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