投稿者: 佐野ヒロシ

  • WordPress データベース

    WordPress データベース

    佐野 ヒロシ

    (C) 2021 hiroshi sano

    WordPressデータベースアップデート

    MySQLをバージョンアップするにともなって、WordPressのデータベースが変化(移動?)した。

    サイトにデータベースにアクセス不能と表示された。

    解決法は、wp-config.php上のデータベースの場所を書き換え。

    (h.s)


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  • 映画『ライアーXライアー』

    映画『ライアーXライアー』

    佐野 ヒロシ

    (C) 2021『ライアー×ライアー』製作委員会 (C) 金田一蓮十郎/講談社

    映画『ライアーXライアー』

    親同士が再婚したので、姉弟になってしまった、男女の青春恋愛ドラマ。

    渋谷の雑踏で、二人がぶつかるシーンからはじまるが、ある事情、という設定ではあるものの、つくりの悪さから、ヒロインとこれから観客として付き合うのか、とシラケル思いが湧く出だしの悪さ。

    次のシーンにすぐ登場する堀田真由は、個人的には、応援したいカワイさを期待したいのに、大学生の設定とは思えない濃すぎるメークで台無し。

    と、ここまでは観る側の勝手な思い込み。

    ところが、ギャル役になりきる、森七菜が徐々に本領発揮で、リアリティを一身に集めることに成功。物語は軌道にのって、切なさぎりぎりの展開が続いていく。

    カメラワークにもたすけられて、ラブコメディーとして、なめらかに進行。

    非モテのヒロインが、超モテに突如、飛躍したりもするが、要は、もともと好きだった同士が、いろいろな事情で、というオチ。

    見かけの姉弟は、思い返せばよくある設定だが、いくつかの仕掛けが効いて、ハッピーエンドにいたる明るい青春ものになった。

    (h.s)

    監督 耶雲哉治
    公開 2021年2月

     

     

    評価
    3/5

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  • 映画『羊飼いと風船』

    映画『羊飼いと風船』

    佐野 ヒロシ

    (C)2019 Factory Gate Films.

    映画『羊飼いと風船』

    正直、自分が人に薦めたい映画なのか、迷う。最後のシーンは、赤い風船が空高く飛んでいくシーンだ。それが何かの暗喩なのだろう。例えば、離れていく命、離れていく妻、エトセトラ。

    妻の妹は出家しているが、そのつらい(多分)恋物語も、(わざと)不十分に挿入されている。その妹と偶然出会う元恋人(?)も、どうしようもなく、離れた存在だ。

    この映画は、中国のチベット地区が舞台で,そこでは仏教が深く根付いている。仏教は一度離れた魂も、転生によって現世によみがえる、と教える。

    あまりにも「文芸的」な、肝心な描写をはぶいたこの映画は、実は、はぶくことの効果を、十全にいかすことのできなかった、かもしれない。

    (h.s)

    監督 ペマ・ツェテン
    公開 2021年1月

    評価
    2.5/5

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  • 映画『バチカンで逢いましょう』

    映画『バチカンで逢いましょう』

    佐野 ヒロシ

    (C)2012 SPERL PRODUCTIONS/ARDEN FILM/ERFTTAL FILM. & FERN SEHPRODUKTION/SEVEN PICTURES FILM

    映画『バチカンで逢いましょう』

    コロナ禍で、映画館へも行きづらいなか、出会いました!快作DVD。楽しいし、面白い!

    邦題がとても不適切! どうみても、宗教映画(正しいけど)。原題は、マンマミーアをもじったような、オマンマミーア(OMAMAMIA)。本当は、ローマで逢いましょう。とか、ローマ狂想曲、とか、、、

    いろいろな要素が入ったコメディ。次から次へと、飛んでもない展開が、心地よい。

    しっかりと筋のとおった展開。はちゃめちゃのわりに、きちんとした着地がいくつも用意されている。

    日本人なら、伊丹十三ならこんな映画が作れたかも。

    主人公のおばあちゃん、オーマは、ローマへ行かなければならない理由がある。主人公たちはドイツ人で敬虔なカトリック。イタリアの狂騒と出会って、ドラマが展開、とここまではありがち。ところが、このおばあちゃん、とんでもないクワセモノだったとしたら!

    映画の展開が、本当にうまい。テーマも、とても今日的。

    (h.s)

    監督 トミー・ヴィガント
    公開 2012年

    評価
    4.5/5

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  • 映画 『神と共に 第一章:罪と罰』

    映画 『神と共に 第一章:罪と罰』

    佐野 ヒロシ

    © 2019 LOTTE ENTERTAINMENT & DEXTER STUDIOS

    映画『神と共に 第一章:罪と罰』

    煉獄を舞台にした、韓国の、大(!)スペクタル映画。

    煉獄に落ちて、本当に悪なのかどうか、何段階かの審理を経て、地獄行が、決定される。その間、被告(?)に寄り添うのが、3人の天使のような存在。

    現実世界と煉獄を行ったり来たりしながら、人間ドラマあり、アクションありの、大エンタテイメント!

    宗教的なテーマか、と思いきや、そんな匂いは全くない(と思う)。が、映画に必要な、ヒューマンドラマ、とアクションはたっぷり。

    どこかつき抜けているところがよい。韓国の習俗がからまっているのも興味津々だ。

    (h.s)

    監督 キム・ヨンファ

    公開 2019年5月

    評価
    3.8/5

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  • 映画『 おらおらでひとりいぐも』

    映画『 おらおらでひとりいぐも』

    佐野 ヒロシ

    (C) 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会

    映画『おらおらでひとりいぐも』

    高齢者が自立(?)して生きる、のがテーマの映画のようだから、魅力に感じて、観に行った。

    主人公(田中裕子)と、その周りにときどき出現する、ボケの暗喩、あるいはボケの化身、といった異世界の道化たちとで、物語は進んでいく。

    せっかくの面白い設定だったが、田中裕子のまったりとした演技が、十分に老人を感じさせないので、面白いことが何も起きそうもない、と期待感は、反転してしまった。

    主人公の若いころを蒼井優が演じていたが、無理そうに見えて、大丈夫なところに、わずかな希望を感じた。

    (h.s)

    監督 沖田修一
    公開 2020年11月

    評価
    2.3/5

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  • 映画『82年生まれ、キム・ジヨン』

    映画『82年生まれ、キム・ジヨン』

    佐野 ヒロシ

    (C) 2020 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.

    映画『82年生まれ、キム・ジヨン』

    原作は、韓国でベストセラーになった小説。

    幸せそうな結婚生活のなかで、主人公が精神的に追い詰められていく。その遠因である、彼女の育って来た過程が描かれている。そだった家族は、たぶん標準からかけ離れているわけではなさそう。ただ、男尊女卑や、嫁姑問題など、今に尾を引く、さまざまな問題が色濃く残っていた時代に、育ってきた、というのがテーマのようだ。

    ちょうど日本なら昭和なので、さしずめ「昭和うまれのキム・ジョン」というのが、受け入れやすいとっかかりかもしれない。

    残念ながら、全体で印象のうすい映画になっている。

    (h.s)

    監督 キム・ドヨン
    公開 2020年10月

    評価
    2.4/5

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  • 映画『TENET テネット』

    映画『TENET テネット』

    佐野 ヒロシ

    映画『TENET テネット』

    (のっけからネタバレになるが)同じ出来事が、順行する時間と、逆行する時間にのって(という表現がよいかわるいか、わからないが)、同時に(という表現も、ふに落ちないが)に画面内に、起こってしまう、という映画。

    以上。

    これを、ノーラン監督は表現したかったらしい。それは実現していて、それなりに、面白いSF大作。

    一応ストーリーはあって、時間のズレを起こす、ある装置をめぐって、いくつかの勢力がからみあっていく。

    (h.s)

    監督 クリストファー・のーラン
    公開 2020年9月

    評価
    4.2/5

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  • 映画『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』

    映画『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』

    佐野 ヒロシ

    映画『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』

    主人公の名前は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン! ちょっと飾った和製命名の女性(?)。

    代筆業が存在した時代に、生きた。しかも、戦争で腕を失った。失ったうでのかわりに移植した(?) 人工腕で、美しい手紙文を代筆して、多くの人に感謝されたらしい。(とここまで、書くと、自分でもイジワルな見方なのがきになるが)

    その女性の純愛物語(多分)。

    しかし、これらの設定をすべてうけいれれば、この映画自体は、骨太の構成で、おもねることなく、粛々と展開して、たのもしく、たのしめる!

    主人公が、過去の人で(それなら、いろいろ誇張があっても、ある程度は許容できる)、その生きたあかしを、孫(?)にあたる女性がたどる、という設定は、盤石な印象をあたえる。

    ストーリーの流れは、急がず遅れず、みだれない歩調ですすむ。大人のアニメ、といった風格がある。

    (h.s)

    監督 石立太一
    公開 2020年9月

    評価
    3.1/5

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  • 映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』

    映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』

    佐野 ヒロシ

    movie001

    映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』

    せっかく設定はいいのに、なにかがちぐはぐで、インパクトに欠ける。

    シーンによっては、見せるシーンもある。

    緒川たまきが、いい。橋本愛も出ている。水川あさみもほどほどだ。小池栄子は、要修正。

    しかし、なにが決定的に惜しいかというと、大泉洋が、まさかそんなにモテるとはとても思えない、ところから映画がはじまってしまった。

    さいごまで、すんなりいかなかった。

    (大泉洋の名誉のためにいうと、同じモテる役柄の映画でも、小松菜奈があいての『恋は雨上がりのように』は、よい)

    (h.s)

    監督 成島出
    公開 2020年2月

    評価
    2.5/5

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