映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』

分かりやすく(意地悪く)解説すれば、場面の場所が次々にかわって、その場所で同じメンバーで闘い合う、というプロレスの世界興行につきあうような映画。
もちろんファンタジーあり、ユーモアありで楽しませてくれようとしているのだが、筋が一本見通せないので、お楽しみ付録の連続になってしまっている。
唯一の取り柄は、主人公の父親が母親と恋におちいるシーンの母親役の女優の美しさ、だろうか。

©hiroshi sano

監督 デスティン・ダニエル・クレットン
公開 2021年9月